企画を実現するため、
店舗へ何度も足を運ぶ

企画を実現するため、店舗へ何度も足を運ぶ

(株)セイコーマート 運営統轄本部
  
 北海道地区 道央エリア運営部 道央1課

2008年入社 法学部 法学科卒

店舗全般に対する経営・運営指導

スーパーバイザーは目標となる売上・利益を達成するため、一つの目標に向かって行動している

FC(フランチャイズ)店舗を担当するスーパーバイザーとして、店舗へ足を運び、店長・オーナーへ経営・運営方針について提案し、話し合いを行い、売上・利益を増やしていく事が使命です。現在札幌市中央区の16店を担当し、毎日売上状況を把握し、売上データを分析した上で、週に1回以上各店舗を訪問します。店舗では、実際に売場の状況を確認し、より売上を上げるための売り込み方法や数年先を見据えた店舗改装などの提案を行います。
SRS管轄店を担当するスーパーバイザーと業務内容は似ていますが、本部管轄店のスーパーバイザーを店舗の経営者と例えると、私たちFC店のスーパーバイザーは、店舗の経営コンサルタントと言えます。そのため、店舗とのコミュニケーションの取り方、業務のやりがいや苦労は、少し異なります。
私が所属する運営部は、いわゆる営業部門と呼ばれる部署です。出社後、全店・担当店の前日売上のチェック・分析を行います。部内の朝礼で実施事項・目標を共有した後、準備が整い次第店舗へ出発します。業務時間の多くは、店舗への訪問となり、社内で業務を行う時間はあまり多くはありません。オーナーの生活を左右する責任の大きな業務であるため、運営部員は常に緊張感を持って業務に当たっています。一見するとスーパーバイザー業務は個人行動のようですが、部署全体は目標となる売上・利益を達成するため、一つの目標に向かって行動しています。上司への報告は密に行い、上司や同僚にも気軽に相談しやすい雰囲気です。

※SRS管轄店
セコマグループのグループ会社であるセイコーリテールサービス(株)が子会社から委託され運営・経営指導、管理している店舗。

提案した数百万円の投資が成功したときの喜びはひとしお

自分の提案でオーナーを説得し、結果的に感謝された時には特にやりがいを感じます。ある担当店の近隣には他チェーンの店舗がありましたが、この担当店舗は、弁当やおにぎりの販売数が多く、競合する店舗も同様でした。この店舗にホットシェフを導入する事で周辺住民の来店が増加し、売上が上がると予測し、ホットシェフの導入を含む店内改装を提案しました。数百万円の投資が必要となる提案の為、何度も足を運び、他店での成功事例や改装後のイメージを具体的に説明しました。結果、オーナーは改装に踏み切り、新規来店客により売上が増加しました。オーナーからは、「決断して本当に良かった。良い提案をしてくれたおかげだ。」と言われ、達成感を感じました。

オーナーと二人三脚で競合店に打ち勝っていく

元々は人見知りで、他人と話すときに緊張してしまう性格でした。スーパーバイザーになり1年目は、提案を行っていてもただ一方的に話しているだけで終わってしまい、実行されない事が多くあり悩んでいました。ある日、担当店のオーナーより、「言ってることは分かるがあなたの考えに聞こえない」と言われました。その時は大変ショックを受けましたが、同時にこれまでは会社全体の政策を伝えていただけで、自分の考えた提案が不足していたことに気づきました。店舗ごとに異なる売上金額、周辺環境の変化に応じて、提案を変えていくべきだったのです。それ以降、様々なパターンで提案していくうちに、コミュニケーション能力が向上しました。
コンビニエンスストアは競合店との競争が非常に厳しく、毎年開店、閉店が繰り返されています。FC店のオーナーは店舗の利益に自分の生活が懸かっているため、生き残っていく為には競合店に打ち勝つ力が必要です。そのための提案力、実行力を高め、どの担当店に対しても信頼を得て、異動や担当店変更の際には、「担当してくれて良かった」と感謝の言葉を頂くことが出来る様なスーパーバイザーになりたいです。

※紹介されている社員の所属は、2016年10月31日時点のものです。

ある日のスケジュール
8:30
始業、朝礼
前日の売上チェック、店舗訪問
10:00
会社出発
店舗訪問2店
12:30
昼休憩
13:30
店舗臨店3店
16:00
競合店調査
17:00
帰社 ※直帰する場合あり
メールチェック、レポート作成
18:00
売上対策・企画の作成
19:00
退社
経歴
2008年~ 入社
(株)セイコーマート 運営統轄本部(FC店スーパーバイザー・函館地区)
2014年~ (株)セイコーマート 運営統轄本部(FC店スーパーバイザー・札幌地区)